INUJIMAJIKANコンセプト of Blue Works PHOTO&DESIGN Office

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犬島時間は、島内の古民家などに点在させたアート作品を巡りながら島民やアーティストとコミュニケーションを楽しむためのプロジェクトです。



犬島時間は2004年から毎年開催されているアートプロジェクトです。犬島時間の代表である写真家の青地大輔が、1999年頃から犬島へ足を運び、島民とのコミュニケーションを重ねる中で、犬島のシンボルとも言える精錬所跡の煙突はもちろんのこと、島の自然や歴史・文化など、犬島の新たな魅力を見つけていきました。そして、「人と人との繋がり」の中で、当時、知名度の低かった犬島のことをもっと知ってもらいたい、楽しんでもらうことができればという思いから、「犬島をモデルとした過疎地における文化を媒体とするコミュニケーションの再構築」というテーマのもと、アートをきっかけにコミュニケーションを図ることを目的としたプロジェクト「犬島時間」がスタートしました。

犬島時間に参加するアーティストは、犬島へ通い、もしくは滞在し、島民とのコミュニケーションや島の自然と触れ合う中で、インスピレーションしたものを作品として形にしていきます。犬島との関わりを大切にすることで、美術館やギャラリーでの展示とは異なった犬島だからこそできる展示に魅力があると考えています。犬島時間のアート作品は、人と人とのコミュニケーションの中で生まれてくるものであり、地域の協力があるからこそ実現ができるプロジェクトなのです。

アート作品は島民から提供していただいた古民家や空き地、元小学校(犬島自然の家)に点在させます。また各所では、パフォーマンスが行なわれたりもします。来島者は、作品を見ながら島をゆっくりと巡り、行く先々で出会った島民やアーティスト、スタッフ、来島者同士とアートを通じてコミュニケーションを図ります。そうすることで、新たな犬島の魅力を発見することができ、今までとは違った目線で犬島を楽しむことができるのではないでしょうか。

毎年行われている犬島時間という展覧会に加えて、2011年より島カフェ(白い家)を不定期にオープンさせ、島民や来島者の交流の場として、情報交換・情報発信を行っています。また、そこを拠点としたワークショップなどを開催することにより、島とアートの魅力をより感じてもらえるような取り組みも考えています。

犬島時間は、来島者がアートを楽しむと同時に、人と人との関わりの中で、島そのものをより楽しむことができる形を目指していきます。



犬島時間代表/写真家 青地大輔(Blue Works PHOTO & DESIGN Office)